食彩歳記
食彩歳記(3月)
桃の節句
3日雛祭りは女の子の節句で成長と幸せを願う日です。最初は紙で作った人形で身体をなでて穢れをうつし、それを川に流して厄を祓う厄払いとしての意味があった。女の子のために飾ってある雛壇には、金運と良縁が授かるようにとの願いが込められています。
< 菱餅 >
白は「雪・冬」、赤は「花・春」、緑は「草・夏」を表している。
< 白酒 >
飲めば三百年寿命が延びるといわれた桃花酒の代わりです。
< 蛤のお吸い物 >
蛤の貝殻は対になっているもの以外とは決して合わないことから、夫婦円満の象徴とされ、その蛤お吸い物を食べることで幸せを願うようになった。
< ひなあられ >
昔人形を川に流すときに携帯食として持って行った名残。
● 蛤のお吸い物
蛤・・2個、菜の花・・2本、塩、水・・1カップ、出し昆布、薄口醤油・・少々、塩
鍋にからをきれいに洗ったはまぐり、出し昆布を入れ中火にかけ、沸騰直前で出し昆布を取り出し、アクを取る。はまぐりの口が開いたら取り出して、汁をこし、鍋に戻し塩と薄口醤油で味を調え、塩茹でした菜の花を加えサッと温める。お椀にはまぐりと菜の花を盛り吸地を注ぐ。
WhiteDay
バレンタインデーのお返し。男性から女性に贈物をする。
春分の日
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」祝日です。また春分の日を中日として、その前後三日間は春のお彼岸です。