食彩歳記
食彩歳記(5月)
八十八夜
立春から数えて八十八夜目が八十八夜にあたり、春と夏とを区切る日で、農作業の大事な節目の日です。
< 新茶 >
その年の春に出た新芽を摘んで作ったお茶を新茶といい、不老長寿の薬になるといわれています。
※新茶弁当の一例です
・茶飯おにぎり
・お茶風味冷しゃぶしゃぶ(お茶ドレッシング)
・じゃが芋のお茶きんぴら
・お茶の葉入り卵焼き
・お茶ゼリー
● 茶飯
緑茶には殺菌作用があるので、お弁当にもおすすめです。
米・・3カップ、 緑茶・・3カップ
(米と緑茶と同量です。ほうじ茶でも美味しいよ。)巻いたすし飯を置き手前から巻き形を整える。
端午の節句
邪気払いの菖蒲の節句を「尚武」にかけた武芸を尊ぶお祝いです。鎧兜に期待を込め、鯉が龍になったという伝説から立身出世を願って飾ります。
< 柏餅 >
柏は新芽が出るまで葉が落ちないため、子孫繁栄を祈り食べます。
※端午の節句の一例です
・中華ちまき、かぶの浅漬け
・焼き竹の子、ふきの青煮、わらびのお浸し
・長いものたらこ和え、若竹汁
・柏餅、ちまき
● かしわ餅
上新粉・・120g、ぬるま湯・・130cc、小豆あん、かしわの葉・・10枚
耐熱ボールに上新粉、ぬるま湯を加えしっかりとこねる。ラップをして電子レンジで2分加熱し、混ぜる。再度2分加熱し、混ぜる。これを粘りが出て半透明になってくるまで繰り返す。ぬらした布巾で生地を包み適当な固さになるまでこねる。荒熱がとれたら10等分にし、楕円形に伸ばしてあんを包み、かしわの葉で包む。
母の日
5月第2日曜日。1908年、お母さんに感謝の気持ちを伝える行事としてアメリカで始まった。